書籍紹介
「コミュニティドリブン経営」
とは
近年、小売・飲食・流通企業を中心に、企業におけるコミュニティの活用が加速しています。
その背景には、
- (1)少子高齢化による新規顧客の減少 *1
- (2)オンラインショップの台頭やSNSの普及拡大により、従来のTVCMを中心としたマスマーケティングの衰退 *2
- (3)Cookie規制による新規顧客との接点の減少 *3
などが挙げられます。
その結果、コミュニティを通じて、既存の優良顧客(ロイヤル顧客)と継続的にコミュニケーションを取り、顕在化していないインサイトを把握することにより、顧客理解の解像度を高め、事業全体の成長に繋げたいという企業側の狙いがあります。
本書では、ロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」を運営し、大手企業を中心に200社以上へのコミュニティ導入実績を持つ株式会社Asobica CCOである小父内信也が、顧客と企業をつなぐコミュニティを形成する方法から、
その有効性・活用法を解説し、自社の顧客理解・育成・共創を通し、
そこで得たデータやヒントを役立てて「ビジネスの壁」を突破する方法を紹介します。
LTVを向上するためには、顧客の声の裏にある価値観や課題を深く理解し、顕在化していないインサイト(消費者の行動の根拠や動機)を把握することこそが、自社の事業やビジネスを推進する一歩につながります。
経営の在り方をこれまでの「企業・商品」中心から、「顧客」中心に変革するーー
そのためには顧客とつながれる場所である「コミュニティ」が有効となります。
*2 電通ウェブサイト「日本の広告費」 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0227-010688.html
*3 web担当者Forum「サードパーティーCookie廃止、「早急な対策が必要」と回答した広告代理店は約6割に【イルグルム調べ】」https://webtan.impress.co.jp/n/2024/04/09/46814
著者プロフィール
コミュニティを形成するノウハウから
活用事例まで大公開!
- 第1章 顧客中心の経営がコミュニティで実現する
- 第2章 顧客中心の経営の有効性
- 第3章 成功するコミュニティのつくり方
- 第4章 【事例で学ぶ】コミュニティドリブン経営
- 第5章 スタンダードになる「共創」の視点
- 特別収録 ファンベースカンパニー津田CEO対談
株式会社SUBARU / 株式会社すかいらーくホールディングス / 花王株式会社 / 株式会社カインズ / 有限会社九南サービス
(コミュニティ活用事例インタビュー掲載順)他、多数の企業によるコミュニティ活用事例も掲載しております。
発売情報
発売日:2024年8月21日
ISBN:9784344043336
ロイヤル顧客マーケティングの実践事例
ロイヤル顧客プラットフォームcoorumの
サービス詳細や活用事例を知りたい方は
ロイヤル顧客を育成・蓄積するコミュニティ運営や顧客分析機能を活用して
LTV最大化・VOC収集・UGC生成など顧客起点の売上アップを支援します。