【導入2ヶ月で700件の登録】産業保健スタッフ支援コミュニティ「さんぽLAB」が目指す理想とは
株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント 石井様 導入インタビュー
健康経営を支援するリーディング企業、株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント。2022年5月に新サービスとして産業保健スタッフのコミュニティ「さんぽLAB」をローンチしました。ローンチにあわせてcoorumをご導入いただき、約2ヶ月後に実施したインタビューをお届けします。
健康経営を支える産業保健スタッフのためのコミュニティ「さんぽLAB」
―― まず、御社のサービス内容を教えてください。
2015年から50名以上の労働者を抱える事業場にストレスチェックの実施が義務付けられました。弊社は、このストレスチェックサービスを展開、その結果に応じた企業の生産性向上を目的としたソリューションの提供や、企業が「健康経営(※NPO法人健康経営研究会の登録商標)」を取り入れられるためのコンサルティング、産業保健スタッフの人材サービス、健康診断の予約・結果管理システム、生活習慣改善プログラムの販売など、健康経営を目指すうえで人事労務面で想定されるあらゆる課題に関して応えられるサービスを提供しています。
―― 御社が解決したい課題を教えてください。
弊社がサービスを提供するなかで、”現場の最前線にいる産業保健スタッフは多くの企業で1~2名と少人数で業務にあたっており、日々の困りごとを相談しづらい” という課題が見つかりました。産業保健スタッフは健康経営を支える存在であるにもかかわらず、企業間を超えた情報共有・事例共有をできる仕組みがなかったんです。
この課題を解決すべく、2022年5月に「さんぽLAB(ラボ)」という産業保健スタッフ専用のコミュニティを立ち上げました。産業保健スタッフの情報共有・事例共有の場として広がり、産業保健スタッフの皆様がより効率的に業務にあたって頂けることを期待しています。
―― coorumを選んだ決め手をお伺いしてもよろしいでしょうか
豊富な導入企業実績を拝見し、御社の持つナレッジやノウハウに惹かれ、導入しました。さんぽLABで目指す世界観を実現するためには欠かせないと感じています。
2ヶ月で700件の登録、40件のマッチング。サービスの拡充と業界の活性化を視野に
―― coorumを導入して2ヶ月ほどですが、導入してよかったこと・これからの課題を教えてください。
事前に、従前より弊社サービスにご協力いただいている医師に対し、弊社スタッフらのチームでニーズを把握し、戦略を練りました。具体的には、ローンチのタイミングで産業保健スタッフ30名程度にヒアリングを実施させていただいたのですが、そのなかで、求人コンテンツのニーズが高いことがわかりました。ローンチに合わせて、まずはこのコンテンツを充実させました。その結果、2ヶ月で700名に登録、求人マッチングが40件を超えました。
―― さんぽLABの今後の展望を教えてください。
コミュニティを活性化し、盛んにコミュニケーションを取っていただくことで、現状存在している産業保健スタッフ内の職種の壁をなくしたいと考えます。そのためにもっと多くの方、特に現状少ない心理職のご参画を増やしていきたいです。
これを通して様々な事例や情報、現場の知見をさんぽLABに集約し、まずは産業保健の現場だけで解決できないことは「さんぽLABにヒントがある」という世界を目指していきます。最終的には産業保健業界を盛り上げ、産業保健スタッフの社会的認知向上につなげていきたいです。