カスタマーサポートツール・システムおすすめ17選比較!選び方も解説

2024-12-10 コラム

カスタマーサポートツールとは、お客様からの問い合わせ対応の負担軽減や効率化に役立つツールのことです。問い合わせ内容の管理やお客様への情報提供など、さまざまな機能が備わっています。

問い合わせ管理に適したものや顧客情報管理に適したものがあり、それぞれ用途や強みはさまざまです。FAQやチャットボット、顧客管理システムなど種類が豊富なため、どのツールを導入するべきか迷ってしまう方もいることでしょう。

本記事では、おすすめのカスタマーサポートツールを種類・タイプごとに詳しく紹介します。ツールの導入で期待できる効果や選ぶ際のポイントも解説するので、カスタマーサポートツールを選ぶ際の参考にしてください。

カスタマーサポートとは

カスタマーサポートとは、お客様からの問い合わせ対応を担当する部門や部署を指す言葉です。「お客様窓口」や「コールセンター」などの名称で呼ばれ、問い合わせ対応は電話やメール、チャットなどを使用します。問い合わせ対応だけでなく、お客様情報の管理もカスタマーサポートの大切な業務です。

カスタマーサポートはお客様と直接やり取りするため、対応の良し悪しが企業のイメージを大きく左右します。お客様がスムーズに疑問を解決できたり、お客様の期待を上回るような対応ができたりすれば、企業イメージや顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

お客様の意見や質問が集まる部署でもあるため、集まった「お客様の声」を社内各所にフィードバックすれば、自社製品・サービスの改善にもつながります。

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カスタマーサポートツールとは

カスタマーサポートツールとは、カスタマーサポート業務の負担軽減や効率化を目的としたツールです。カスタマーサポートでは迅速な問い合わせ対応が顧客満足度に直結するため重要であり、お客様への回答やオペレーターの割り振りで時間がかかってしまうと、お客様が不満を抱く場合があります。解約やサービス商品からの離脱にも繋がります。

カスタマーサポートツールを導入すればカスタマーサポートのプロセスを合理化できるため、対応の品質が安定し、顧客満足度の向上につながる可能性が高くなります。問い合わせ内容を管理・分析できるツールも多いため、分析した情報を活用すればサービスやマーケティングの改善も期待できるでしょう。

カスタマーサポートツールの種類・タイプ

カスタマーサポートツールは、問い合わせ管理やお客様への回答支援など、種類によって得意とする領域が異なります。種類・タイプごとの特徴は以下の通りです。

ツールの種類・タイプ特徴
問い合わせ管理電話やメール、SNSなどから寄せられた問い合わせを一元管理できる
顧客情報管理名前や住所、利用履歴などの顧客情報を一元管理できる
顧客回答支援FAQやチャットボットなどで、お客様の疑問解決を支援できる
コミュニケーション支援お客様や社内他部門とのコミュニケーションを円滑化できる

いずれの種類・タイプもカスタマーサポート業務に役立つ機能が備わっているため、導入すれば柔軟なサポート対応や高品質なサービスの提供を実現できるでしょう。

カスタマーサポートとカスタマーサクセスの違い

カスタマーサポートとカスタマーサクセスは混同されがちな言葉ですが、両者には違いがあります。

カスタマーサポートは、自社製品・サービスを利用しているお客様へのサポートを指す言葉です。お客様からの問い合わせ対応や課題解決など、「受動的」な行動が主となっています。

一方のカスタマーサクセスは、自社製品・サービスを利用したお客様と「能動的」に関わり続け、お客様との関係構築とお客様の成功体験の実現を目指すものです。

これらの特徴を踏まえると、両者の違いは「受動的か能動的か」だといえるでしょう。お客様から問い合わせがあってから対応するのがカスタマーサポート、お客様から何かを求められる前に先回りして支援するのがカスタマーサクセスです。

カスタマーサクセスとは?業務内容やカスタマーサポートとの違い、定義を解説

おすすめカスタマーサポートツール【問い合わせ管理】

ここからは、種類・タイプごとのおすすめカスタマーサポートツールを紹介します。電話やメールなど、お客様からの問い合わせの管理に適したツールは以下の4つです。

  • メールディーラー
  • yaritori
  • Re:lation
  • Freshdesk

それぞれのツールの特徴について、詳しく見ていきましょう。

メールディーラー

メールディーラーは、対応状況を見える化し、対応漏れや二重返信を防止するメール共有管理システムです。ステータス管理や過去のやり取りを確認できる対応履歴、指定した条件での振り分け機能など、メール共有に役立つ機能が多数揃っています。導入の際にメールアドレスやメールサーバーを変更する必要はなく、共有管理に特化したWebメーラーとして利用可能です。

テンプレートやQA機能も充実しているため、お客様対応の品質向上にも役立ちます。メールごとに担当者を設定できるので、だれがどのメールを対応しているのかもひと目で確認可能です。集計レポート機能を活用すれば、メールをさまざまな指標で集計・分析できるため、分析結果から業務効率化のヒントを得ることもできるでしょう。

連携システムも充実しており、ビジネスチャットやCRM、ECサービスなどさまざまなシステムと連携できます。これらのシステムと連携すれば、メール対応業務のさらなる効率化を実現可能です。

メールディーラー

yaritori

yaritoriは、メール対応の効率化を図れるメール共有システムです。独自の最新AI「yaritori AI」を搭載しており、メール文の自動生成や変換・翻訳、クレームメールの自動判断など、問い合わせ対応の効率化に役立つ機能が揃っています。「yaritori AI」は最新の自然言語生成モデル「GPT-4」を活用しており、今後もさまざまな新機能を実装予定です。

AIを活用した機能以外にも、送信メールの開封通知やフォローアップ通知、グループチャットなど、コミュニケーションやお客様対応の効率化につながる機能が豊富に搭載されています。SNSによる二要素認証やIPアドレス制限など、セキュリティ機能も強固なため、安心して使い続けられるツールといえるでしょう。

7日間の無料トライアルがあり、一通りの機能を気軽に試せる点も魅力です。

yaritori

Re:lation

Re:lationは、電話やメール・SNSなどのマルチチャネルを一元管理できるカスタマーサポートツールです。複数の窓口を一画面に集約できるため、複数ユーザーでの社内共有や管理に適しています。

問い合わせの対応状況をひと目で確認できるため、対応状況がわかりやすく、二重返信や対応漏れを防止可能です。ダッシュボードで対応にかかった時間やメンバーの案件数を確認すれば、業務改善に役立てることもできるでしょう。

また、問い合わせフォームの回答内容をRe:lationに転送することも可能です。メールや電話と同じ画面で一元管理できるので、効率的にお客様からの問い合わせを管理できるようになるでしょう。

Re:lation

Freshdesk

Freshdeskは、直感的で状況に応じたサポートが可能な管理システムです。電話やメール、チャットなどさまざまなチャネルから寄せられる問い合わせを一元管理できます。

Freshdeskの大きな特徴は、AIを活用したチケット発行です。お客様の対応をチケットという概念で管理しています。チケットはスマートかつ合理的に管理できるようになっており、チケットの優先順位付けやチケットのステータス管理、業務量の自動管理など、役立つ機能が豊富です。AIを活用した自動化とワークフローで冗長性を排除すれば、業務の生産性と効率性の向上が期待できるでしょう。

AIを活用した分析機能「Freshdesk Analytics」を活用すれば、ヘルプデスクの生産性の監視や顧客満足度の測定なども可能です。

Freshdesk

おすすめカスタマーサポートツール【顧客情報管理】

顧客情報管理に適したツールは以下の4つです。

  • Mazrica Sales
  • 楽テル
  • Service Cloud
  • Zoho CRM
  • Salesforce

それぞれのツールの特徴について、詳しく見ていきましょう。

Mazrica Sales

Mazrica Salesは、取引先企業の情報、個々の案件の情報、日々の活動情報、お客様の情報などを一元管理できる営業支援ツールです。これらの情報をMazrica Salesに入力すれば、一担当者の知識をチーム全体の財産として活用できます。AIが搭載されており、AIが案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれるため、営業現場で活用するメリットは大きいです。

レポート機能では、売上実績や推移、着地見込みなどの数値データをわかりやすく把握できます。レポートは受注率や進捗率の分析にも活用できるため、分析によって蓄積したデータをさまざまな営業活動に役立てられるでしょう。

グループウェアやチャットツール、請求管理システムなどとの連携機能を活用すれば、さらなる営業効率化も実現可能です。

Mazrica Sales

楽テル

楽テルは、コールセンターやヘルプデスク向けの顧客管理システムです。CTIシステムとシームレスに連携し、問い合わせ管理やアウトバウンド管理などの電話業務をサポートします。

属人化している顧客情報・問い合わせ履歴などの情報を一元化し、検索時間の削減やステータス管理によって重複対応を防止することが可能です。各種情報を一元化することで、他部署との共有もスムーズになります。

集計・分析はリアルタイムに行えるため、工数を削減して業務の負担を軽減可能です。コールセンターに特化したテンプレートも実装しているため、スムーズにシステムを立ち上げられるでしょう。

セキュリティ体制も万全で、ユーザーに応じて操作・閲覧できる画面を制御し、データを安全に共有できます。また、ユーザーのログインやデータ更新・削除などの操作履歴は、過去にさかのぼって検索・参照可能です。

楽テル

Service Cloud

Service Cloudは、コンタクトセンター向けの顧客管理システムです。お客様からの問い合わせやお客様ごとのカスタマーケア、場所を問わずお客様をサポートできる機能など、顧客情報の管理に役立つさまざま機能があります。

ナレッジ管理機能を活用すれば、蓄積されたナレッジからエージェントやお客様が求めるすぐに提示可能です。ヘルプセンターやサービス担当者用コンソールに関連するナレッジもすぐに表示できるため、カスタマーサポートチームの検索作業の負担軽減にもつながるでしょう。

お客様向けにカスタマイズしてWebサイトやコミュニティに公開すれば、FAQツールとしても活用可能です。FAQによってお客様の疑問が早期解決すれば、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。

Service Cloud

Zoho CRM

Zoho CRM Plusは、営業・マーケティング・サポート業務などを幅広くサポートする顧客情報管理システムです。CRMやお問い合わせ管理、Web接客など、CXの向上に役立つサービスが集約されており、一貫した顧客体験の提供ができます。

また、お客様のデータをそれに関連する活動と紐付けて記録・管理できるため、各部署での共有が容易です。共有によって効率的にデータを活用できるため、CX向上のための効果的な施策を採り入れやすくなるでしょう。さらに自動で情報を整理するため、管理コストを大幅に削減可能です。

基本的な機能はもちろん、自社のニーズに合わせて細部までカスタマイズできるため、自社に適した方法で活用できる点も魅力といえます。複数の部署において、効率的にお客様のデータを管理したい場合におすすめです。

Zoho CRM

Salesforce

Salesforceは、クラウド型の顧客管理システムです。顧客情報や商談などのデータを一元管理できるため、業務の効率化やお客様への適切なアプローチを実現できます。お客様一人ひとりに適切なアプローチを行えば、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

すべてのデータを1か所に集約することで、コンタクトセンターやフィールドサービスの対応能力の強化も実現できます。AIによって繰り返し発生する作業や業務プロセスを自動化すれば、お客様対応に割ける時間を増やすことも可能です。AIが生成したインサイトやツールを利用すれば、顧客満足度の向上を図れる新たなサービスの提供も実現できるでしょう。

ノーコードで業務アプリを作成できる点もSalesforceの魅力です。直感的で操作が簡単なUIによって、業務アプリを短時間で作成できます。複雑な業務プロセスに対応したワークフローの作成や、リアルタイムのデータ分析なども可能です。

Salesforce

おすすめカスタマーサポートツール【顧客回答支援】

問い合わせフォームやアンケートなどの回答支援に適したツールは以下の4つです。

  • FastAnswer2
  • Tayori
  • Helpfeel
  • PKSHA FAQ

それぞれのツールの特徴について、詳しく見ていきましょう。

FastAnswer2

FastAnswer2は、FAQを一元管理できるFAQナレッジシステムです。問い合わせ件数の削減やコールセンター内のナレッジ活用などを実現できます。

企業のWebサイトや会員向けサイトで公開する外部公開用FAQと、オペレーターが顧客対応時に参照する内部用FAQのどちらにも利用可能です。問題解決に必要なFAQやマニュアルなどの文書・資料、HPやイントラサイトの情報などをすべてナレッジとして管理し、顧客対応に活用できます。エディター機能が搭載されているため、HTMLの知識がなくても簡単にナレッジを作成可能です。

キーワード・コンテンツのサジェスト機能や、質問事項の入力ミスを自動検知して正しいキーワードに変換してくれる機能などがあり、検索スキルによらず必要な情報を探し当てられる機能も充実しています。

FAQナレッジの活用状況を多角的に分析・見える化するレポート機能もあるため、FAQナレッジのPDCAサイクルを回す際に大いに役立つでしょう。

FastAnswer2

Tayori

Tayoriは、社内外の問い合わせ対応に必要な機能が搭載されたカスタマーサポートツールです。フォーム作成・FAQ構築・アンケート作成・チャット窓口設置の4つのメイン機能を搭載しています。これらの機能以外にも、公開URL設定やサブドメイン設定、自動応答メール設定などの機能を利用可能です。

機能が制限されているものの無料で開始できるフリープランがあるほか、エンタープライズプラン以外の有料プランも14日間の無料トライアルがあります。世界的に採用率の高いプラットフォーム「Amazon Web Services」を採用しており、プライバシーマークの付与認定も受けているため、セキュリティ対策も万全です。

さまざまな機能が搭載されているので、カスタマーサポートだけでなく営業や総務、経理などの部署でも活用できるでしょう。

Tayori

Helpfeel

Helpfeelは、独自のAI「Helpfeel AI」を搭載したDXツールです。Helpfeel AIは、Helpfeel独自の検索技術「意図予測検索」と米OpenAI社のAIをかけ合わせたもので、その検索アルゴリズムは検索速度と回答精度の両立を実現できています。

送り仮名違いやスペルミス・抽象的な表現の質問などにも答えられるほか、問い合わせフォームからの問い合わせログやユーザーの検索ログなどを簡単に分析可能です。

また、ChatGPTを活用したFAQの質問文・回答の自動生成機能も搭載されています。メールやチャット、単語を入力するだけで簡単に自動生成できるため、FAQの記事作成に要する時間を大幅に短縮可能です。

すべてをAIに任せるのではなく、FAQの回答記事やその記事に連動する意図表現は人間が作成するため、生成AI特有のハルシネーション(誤った回答や偽情報)が発生することはありません。そのため、金融や医療など、情報の正確性が求められる業界でも安心です。

Helpfeel

PKSHA FAQ

PKSHA FAQは、高性能な検索システム「言語理解エンジン」を搭載したFAQシステムです。言語理解エンジンには、約7万語種類の概念知識と、1,200万語の言語辞書が搭載されています。メタタグやHiddenでのキーワード設定などにも対応しており、SEOも万全です。

導入の際は、自社の運用に合わせてオンプレミス型・クラウド型のどちらかを選択できるほか、運用サポートも充実しています。個別相談室や活用の度合いに合わせたセミナーが定期的に開催されているため、導入から公開、公開後に至るまでサポートが手厚く安心です。

また、FAQデータは「PKSHA Chatbot」などの対話型AIと連携できます。連携すればFAQデータの二重管理が不要になるので非常に便利です。

PKSHA FAQ

おすすめカスタマーサポートツール【コミュニケーション支援】

コミュニティ運営やチャットボットの設置など、コミュニケーション支援に適したツールは以下の4つです。

  • coorum
  • Zendesk
  • FastChat
  • ChatPlus

それぞれのツールの特徴について、詳しく見ていきましょう。

coorum

coorum(コーラム)は、企業とお客様が双方向のコミュニケーションが取れるコミュニティツールです。ポータルサイトとしても利用できるので、資料やオンボーディングなどの情報一言管理ツールとしてCSの工数削減を目指せます。また、コミュニティ上で誰がどんなことに課題を感じているかN1で把握できるため、攻めのCS対応ができ解約率の改善に繋がります。

ノーコードで開設・運用できるツールなので技術者がいなくても簡単に導入できます。コミュニティの立ち上げから運用・分析に至るまで、コンサルタントがサポートしてくれるため、コミュニティ開設の経験がない場合でも安心です。

coorum(コーラム)

Zendesk

Zendeskはカスタマーサービスに特化したAIが搭載された、一人ひとりに合わせた顧客体験の提供を支援できるカスタマーサポートツールです。メッセージングやFAQ、データ保護、音声通話など、さまざまな機能に対応しています。

あらゆるやり取りにAIを活用するため、問い合わせ対応業務の自動化や、カスタマーサポート担当者の補助による業務効率の向上が期待できるでしょう。LINEやFacebook Messenger、Twitterとも連動でき、決済ページに長くとどまっているお客様に声掛けを実施する「トリガ機能」をはじめとする自動化機能もあります。

また、サイトやアプリを訪問した顧客の行動や、問い合わせの対応歴などをリアルタイムに解析し、顧客のニーズに沿った返信で顧客の抱える問題をスムーズに解決することが可能です。会話内容や顧客情報は統合型のワークスペースに集約し一元化されるため、すべてのチャネルにおいてお客様に合ったサービスを提供できます。

問い合わせ業務の効率化をしながらも、個々のお客様に合わせた対応に力を入れたい場合におすすめのツールです。

Zendesk

FastChat

FastChatは、Webチャットを通じたお客様対応を実現できるオープンプラットフォームです。Webチャットでの応対履歴を一元管理できるため、お客様の声を効率的に収集できます。オペレーターによる有人対応だけでなく、チャットボット(AI)による自動応答も行えるため、お客様対応の無人化・自動化を実現可能です。対応履歴を引き継いだうえで、チャットボットとオペレーターをスムーズに切り替えることもできます。

UIは直感的でわかりやすく、スレッドが並列表示されるので、オペレーターひとりで複数のチャットに同時対応可能です。やり取りの途中で、他のオペレーターへ担当変更することもできます。

チャット内容に応じた自動振り分け機能も搭載されているため、振り分けの手間が軽減されたスピーディな対応が可能になるでしょう。

FastChat

ChatPlus

ChatPlusは、10,000社を超えるチャットボットを開発してきたノウハウを詰め込んだチャットサポートシステムです。簡単な操作でWebサイトにチャットボットを設置できます。お客様から寄せられる質問をチャットボットで自動回答できるようになるので、運用コストを大幅に軽減可能です。

サポートも充実しており、Web会議やセミナー、チャットなどのサポートをすべてのプランで受けられます。Q&A予測表示やレポート・データ分析、ファイル添付機能など、役立つ機能も豊富です。

さまざまな外部サービスとのシームレスな連携が可能なため、お問い合わせや追加開発にも柔軟に対応できるでしょう。IPアクセス制限機能によって、外部からの意図しないアクセスを拒否することも可能です。

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カスタマーサポートツールの導入で期待できる効果

カスタマーサポートツールを導入すれば、以下のような効果が期待できます。

  • 問い合わせ対応業務の効率化・品質向上
  • 問い合わせ内容の一元化
  • 社内での情報共有の効率化・促進
  • 蓄積したデータのマーケティングへの活用

それぞれの効果について、詳しく見ていきましょう。

問い合わせ対応業務の効率化・品質向上

カスタマーサポートツールを導入すれば、問い合わせ対応業務の効率化および品質向上が期待できます。お客様からの問い合わせ対応状況を担当メンバー間で共有できるため、重複対応や対応漏れを防止可能です。

また、問い合わせ情報やお客様情報を一括で管理すれば、担当メンバー間での情報格差を是正できます。情報格差がなくなれば業務の属人化を防止できるため、どのオペレーターが対応しても一定以上の品質を確保できるようになるでしょう。

問い合わせ内容の一元化

カスタマーサポートツールは問い合わせに関する情報をお客様ごとに一元管理できるため、お客様の情報や問い合わせ内容を管理しやすくなります。問い合わせ内容を一元管理できれば、同じお客様への対応履歴が一目でわかり、担当者が変わってもスムーズに対応することが可能です。顧客満足度向上にも繋がります。

管理の一元化によって問い合わせ内容を共有しやすくなれば、オペレーター同士の対応力に差が出にくくなるため、対応品質の均一化も狙えます。

社内での情報共有の効率化・促進

スムーズな問い合わせ対応を実現するには、社内の他部門との連携が大切です。各部門と連携し、業務マニュアルやお客様の情報、問い合わせ履歴などを必要な時に確認できるようにする必要があります。

カスタマーサポートツールを導入し、社内他部門からもツールを参照できるようにすれば、カスタマーサポートツールを利用する部門以外へのコミュニケーションを促進することが可能です。ツールを通して他部門と円滑なコミュニケーションをとれるようになれば、社内での情報共有の効率化も図れます。

蓄積したデータのマーケティングへの活用

カスタマーサポートは、お客様からの問い合わせや意見が集まる部門です。お客様の情報や問い合わせの履歴などを蓄積・分析することで、自社製品・サービスの改善やマーケティング、営業戦略の策定に活用できます。

カスタマーサポートに寄せられたクレームを収集し、クレームの発生件数やお客様ごとのクレーム内容を把握・分析すれば、クレーム件数の減少や再発防止が期待できるでしょう。

カスタマーサポートツールを選ぶポイント

カスタマーサポートツールを導入する際は、以下の4つのポイントを意識することが大切です。

  • 導入する目的を確認する
  • 対応するチャネル・問い合わせ手段を確認する
  • 他のツールやサービスと連携させられるか確認する
  • 操作がわかりやすいか確認する

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

導入する目的を確認する

どのカスタマーサポートツールが自社に適しているのかは、導入目的によって異なります。そのため、カスタマーサポートツールを選ぶ際は、導入目的を最初に確認しておきましょう。ツールの導入目的としては、「問い合わせ対応業務を効率化したい」「お客様の声を有効活用したい」などが考えられます。

これらの導入目的を明確にし、目的を達成できる機能を備えたツールを選択するのが、ツールを導入する際の基本です。

対応するチャネル・問い合わせ手段を確認する

対応するチャネル・問い合わせ手段についても、忘れず確認しておきましょう。従来のカスタマーサポートは電話やメールが一般的でしたが、近年ではSNSやチャットツールから問い合わせを行う人も増えてきています。

そのため、ツールを選ぶ際は、複数のチャネル・問い合わせ手段に対応しているシステムがおすすめです。このようなツールは複数のチャネル・問い合わせ手段を一元管理でき、問い合わせごとに対応状況を可視化できるため、対応漏れを防止できます。

他のツールやサービスと連携させられるか確認する

カスタマーサポートツールを導入する際は、他のツールやサービスと連携できるかどうかも確認しておきましょう。現在、自社で活用しているツール・サービスと連携可能なものを選べば、情報移行の作業の手間を削減できるため、スムーズにツールを導入できます。

チャットツールやセキュリティ管理ツール、顧客管理システムなどと連携すれば、より柔軟なシステム運用を実現できるでしょう。

操作がわかりやすいか確認する

操作が複雑だと、操作を覚えるまで時間がかかるため業務効率が落ち、お客様からの問い合わせにスムーズに対応できなくなってしまいます。問い合わせへの対応が遅れることで、顧客満足度の低下にもつながるでしょう。

また、操作が複雑で使いづらいツールは、従業員の定着率も低くなりがちです。使用する従業員が少なければ、導入の手間やかかった費用が無駄になってしまいます。自社に必要な機能を備えつつ、なるべく操作がシンプルなツールを選ぶようにしましょう。

カスタマーサポートツールならcoorumもおすすめ

カスタマーサポートツールは、カスタマーサポート業務の効率化に役立つツールです。ツールにはいくつかの種類・タイプがありますが、自社の導入目的と合致したツールを導入すれば、問い合わせ対応や社内での情報共有の効率化などが期待できるでしょう。

ツールを選ぶ際は、導入目的だけでなく、対応するチャネル・問い合わせ手段や他のツール・サービスと、連携できるかどうかも確認するようにしてください。

どのツールを導入するべきか迷っている場合は、coorum(コーラム)がおすすめです。オンラインコミュニティを運営できるcoorumは、コミュニティに参加したお客様の声を効率的に収集・分析できます。オンラインコミュニティ上でユーザー同士のコミュニケーションが取れるため、カスタマーサポートが介入しなくても、お客様同士で解決してくれます。そのため工数削減・効率化、そういった問い合わせの箱をつくっておくことで顧客満足度の向上にも繋がります。良質な意見を集め、個々のお客様への理解を深めてマーケティングに活用していけば、LTVの向上や段階に応じたロイヤル顧客の育成が可能です。

お客様とのコミュニケーションを円滑化し、お客様の声を自社製品・サービスの改善に活かしたい場合は、ぜひcoorumの導入をご検討ください。

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株式会社Asobica cxin編集部。
コミュニティやファンマーケティングに関するノウハウから、コミュニティの第一人者へのインタビュー記事などを発信。

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